風水開運ガイド

風水の基礎知識をまとめた実用的なブログです。

タグ:五行

●五色珠の思想
 風水の五色は、五行の木、火、土、金、水からすべてが成立しており、それぞれ木が青、火が赤、土が黄、金が白、水が黒の五色となっています。 五行の5色
五行五季五色五方
長夏中心
西
  五行から見ると右の表のように色が当てはまります。 左から五行・五季・五色・五方と各列毎にそれぞれの性質を現しています。その性質に合わせて各行はグループになっています。 色で見れば春は青(緑)で、五行の木を、方位の中では東を表します。同じように、赤は夏と火と南の色です。黄色は夏の土用、中心、土を表します。白は秋、西、金を表します。黒は冬、北、水を表します。 五行が性質のこととわかれば、なんとなく感覚でイメージできますね。  
国によって、宗教や場所によっても五色は異なります。チベット仏教では、五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順番と決まっています。それぞれが天・風・火・水・地すなわち五大を表現しています。神道の神事の場で祭壇の左右に立てる祭具・真榊の場合は両端より中心に向かって、緑(青の代用)・黄・赤・白・紫(黒の代用)の色の順番になります。上棟祭の吹き流しで一列に並べる場合は、東方より緑・黄・赤・白・紫の順に並べるのが一般的です。

五臓は、私たちの生命活動に欠かせない臓器を指します。 肝・心・脾・肺・腎の5つがそれにあたります。 五行色体表とは自然と人の身体を五行に分類し、表にしたものの事です。 東洋医学の診断や治療の指針となっています。
五臓の色体表
五臓
膵臓は三焦に属す
五腑
小腸
大腸
膀胱
三焦を加えて六腑
五行
木性
火性
土性
金性
水性
五行の所属
五親
水子
木子
火子
土子
金子
相互関係
五根
口唇
二陰は腎に属す
五主
筋肉
血脈
肌肉
皮膚
五臓の栄養補充
五支
精気の発する処
五季
土用
季節の配当
五色
色の所属(皮膚色)
五香
香りの所属(体口臭)
五味
各臓の好む味
五悪
湿
五蔵の嫌う外気
五志
憂慮
感情の所属
五精
意智
精志
精神の所属
五液
分泌液の所属
五変
吃逆
五臓の変化
五声
声の所属
五穀
きび
五臓の穀物
五菜
にら
らっきょう
豆葉
五臓の野菜
五果
杏子
なつめ
五臓の果実

 
  青は肝臓や胆のうの働きを良くします。赤色は体内組織の働きを良くし、心臓、小腸に作用します。黄色は内分泌器官と関連していて、消化器官に作用する色です。白は肺と密接な関係があり、黒は腎臓、膀胱などに影響を与え、排泄物の代謝を促進する作用を持っています。 色はあるものではなく、そのように見えるものですが、独自の波長を持った電磁波の一種であることがわかってきました。身体が自然に欲する食べ物や飲み物と同じく、その日に着たい服の色や絵画の色も自分の身体が欲しているのではないでしょうか。生まれた季節五行色体表も参考にして自分をサポートする色の関係を身につけてみてはいかがでしょう。きっと思わぬ結果が出てくるでしょう。 心臓に問題のある人は、赤と白を身につけ黒を避けます。消火器が弱い人は黄色と黒がプラスで、青はマイナスです。
五色
五臓
六腑 小腸 大腸 膀胱
補助する色
逆効果の色

十干って?

十干(じゅっかん)は 甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の総称です。

干の意味

中国・殷の時代には太陽が10個あるという神話があり、 毎日違う性質の太陽が昇ってくると考えていました。 その10種類の太陽を区別するために1日ごとに名前をつけました。 それがです。 その日に生まれた者は、その日の太陽の性質を受け継ぐと考えられました。 この太陽が一巡する10日間を表すものとしてという単位が生まれました。 上旬・中旬・下旬という言葉はこれにもとがあります。 旬の中の何番目に当たるかを表す記号がです。 1旬は10日ですから干は10種類あります。1週間の各曜日に月曜などの名前がつけられているのと同じ考え方です。

十干の種類と意味

十干の語源は、草木の生長過程を十段階に分けて名付けられたものです。 それは以下のようになっています。 ・甲 甲は「冑=よろい」。種子が発芽するにあたってまだ厚皮を被っている状態。訓読みでは、きのえ。 ・乙 乙は「軋=きしる」。芽がまだ伸長していないで屈曲している状態。訓読みでは、きのと。 ・丙 丙は「炳=あきらか」。草木が伸長してその姿形が明かになった状態。訓読みでは、ひのえ。 ・丁 丁は「丁壮=壮年男子」。草木の姿形が充実した状態。訓読みでは、ひのと。 ・戊 戊は「茂=しげる」。草木が繁茂して盛大となった状態。つちのえ。 ・己 己は「紀=すじ」。 草木が十分に繁茂して盛大となり、かつその筋道が整然となった状態。訓読みでは、つちのと。 ・庚 庚は「更=あらたまる」。草木が成熟して結実した結果、自ら新しいものに 再出発しようとする状態。訓読みでは、かのえ。 ・辛 辛は「新=あたらしい」。草木が枯死して新しくなろうとする状態。訓読みでは、かのと。 ・壬 壬は「妊=はらむ」。草木の種子の内部に新しいものがはらまれる状態。訓読みでは、みずのえ。 ・癸 癸は「揆=はかる」。草木の種子の内部にはらまれたものが次第に形作られている状態。訓読みでは、みずのと。  

陰陽五行説と十干の組み合わせ

十干が陰陽五行説と結びつくと 甲・乙を、 丙・丁を、 戊・己を、 庚・辛を、 壬・癸を に 割り当てた上で陰陽に分け、 甲・丙・戊・庚・壬を陽の干で兄(え)、 乙・丁・己・辛・癸を陰の干で弟(と) と定めました。 同じ気であってもその性質に大きな差があります。 例えば、火気の陽の干である丙は太陽の光熱を、 火気の陰の干である丁はろうそくの光を当てはめることができます。 また、水気の陽の干である壬は海を、 水気の陰の干である癸には水滴をといった具合です。 陰陽説と五行説との組み合わせによって十干に新たな意味づけがなされたことがわかります。

干支と十干との60の組み合わせ

さらに、干は支と組み合わされる時、陽は陽と、陰は陰としか結びつかないため120通りではなく最小公倍数の60通りになります。組み合わせはそれぞれを歯車で例えるとわかりやすいと思います。 十干十二支の60の組み合わせ 命主占法では 十干は天干、 十二支は地支ともいわれ、 十二支で方位を 十干で生まれ持った本来の性質を見ます。 また、十干にはそれぞれに運気を上げる色やアイテムがあるといわれています。四柱推命を見る方はぜひ参考にしてください。  
五行 十干 五色 宝石 アイテム
甲・乙 きのえ・きのと 木の兄と弟 エメラルド・翡翠 甲は桃・桜・松・梅。乙は観葉植物、竹。 木・植物
丙・丁 ひのえ・ひのと 火の兄と弟 ルビー・アメシスト・ガーネット ハイビスカス・アネモネ・チューリップ 太陽・果物
戊・己 つちのえ・つちのと 土の兄と弟 トパーズ・シトリン たんぽぽ・パンジー・きんぽうげ 山・土
庚・辛 かのえ・かのと 金の兄と弟 パール・ダイアモンド 百合・くちなし・カスミソウ 宝石
壬・癸 みずのえ・みずのと 水の兄と弟 アクアマリン・ブルートパーズ ヒヤシンス・勿忘草・紫陽花・ラベンダー 海・湖・水

あなたの本命卦が兌(だ)-西四命なら、下記のような性質があります。 本命卦は下記のサイトで調べられます。 クアナンバー計算機 リリアン・ツー kua_number_calc
西四命:クアナンバー7
兌
【方位】西 【五行】金性 【季節】中秋 【自然】谷、低地、湿地、沢、沼地、星 【身体】唇、歯、肺、気管支 【親族】少女、末娘 【色彩】白、金色 【雑象】悲傷、憂愁、色情、宴会、金属、廃物、貨幣、料理店、食料品、音楽、談話、商売、娯楽

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