四神相応
風水術の根幹は、龍の息=生気の流れです。この生命の気を捉えてその不思議な力を自分のために活かす方法です。 龍の姿と似たある種の地形を気の源と考えています。 気は繁栄と安らぎ、富と名誉、健康と長寿の源です。気は風の強いところでは吹き飛ばされてしまいます。 水によって区切られる気を常にそこに集めて、留め、淀むことなく貯えることのできる場所が最高とされています。 そんな風水の最高の吉地は【四神相応】の土地です。
虎にご注意
注意すべきは、龍は常に虎より強くなければいけません。実際には、家の左=東にある山、ビルよりも右=西にある山、ビルは低くなければいけません。 通りなら穏やかで静かな通りの方が、あまりに激しい交通量の道路より優れていると考えます。白虎は四神の中では唯一凶の性質をあらわします。傷人の害といって他の人を傷つける危険性があります。寝室・個室にはそのため置きません。 玄武は高層ビルや森や丘でもよく、朱雀は火のエネルギーを表し、安楽と幸福に似た広場や小山がふさわしいと考えます。周囲に気の流れがまったくない場所でも、盛り土をしたり構造物を置いたりして、四神を模します。そうして気を作りだしたり、呼び出したりするのです。 人の手でも気は作り出せるというのが風水術の根幹です。 一方、無闇に風景を荒らせば気は破壊され、龍は傷ついてしまいます。 陰陽のバランスが崩れてしまうからです。四神相応の部屋づくり
